art(e)scape(アートスケープ)

art(e)scape(アートスケープ)

ここにしかないものに出会える場所

佐野駅前に昨年8月にオープンした『art(e)scape(アートスケープ)』。この場所は、絵画造形教室の『アドアトリエ』と、オリジナルブランド『koto』『mono』を取り扱う複合店舗だ。
店内には、Tシャツをはじめ、バッグやアクセサリーなど、1点ものの商品が並び、ここにしかない輝きを放っている。

『アドアトリエ』の代表を務めるADOさんは、30年以上、絵を描くことの楽しさや、ものをつくることのおもしろさを伝え続けてきた。生徒の数は数百人にものぼるという。そんなADOさんは、かねてから、絵画造形教室でのアートワークと、作品の展示ができる空間を探していた。手狭になりつつあった『アドアトリエ』の移転先として、この場所にたどり着いたそう。

ADOさんは教室を営む傍ら、頭のなかで思い描いたアクセサリーやバッグをつくることが好きだった。
息子のARUさんはADOさんのDNAを脈々と受け継いでいることもあり、デザイナーの道に進んだ。
1年程前、親子でオリジナルブランド『koto』と『mono』を立ち上げていたこともあり、ハンドメイドのアクセサリーやバッグ、Tシャツを披露する場として、オリジナルショップ『art(e)scape』がうまれたという。

「母の頭の中にたまっていってしまう作品をアウトプットするためというのもありますが、僕らはつくっているだけではなく、仕事をしている中で関わるアーティストの方々などが、発信できる場所であってほしいという願いも込めて、この場所をつくりました」とARUさん。

「『art(e)scape』は、エスケープとスケープの2つの意味があって、ひとやすみする意味をもつエスケープと、景観、ギャラリーとしての意味を持つスケープと。両方とも私のやりたいことだったので、この名前をつけました。ここに来て、ここにしかないものを見つけてもらえたらうれしいです」とADOさん。

佐野にこんな店がほしかったと思える、洗練された商品の数々。ぜひ、感性が揺さぶられるようなアイテムを探しに訪れてみてほしい。

art(e)scapeの店舗情報