pâtisserie K.Fujita(パティスリーケー.フジタ)

pâtisserie K.Fujita(パティスリーケー.フジタ)

街に笑顔の花を咲かせるスイーツ店

洗練された雰囲気が漂う佐野新都市エリア。シックな色合いの外観がモダンな印象を与える『pâtisserie K.Fujita』は、2009年のオープン以来、15年経った今も、地元の方々をはじめ、遠方からも足を運ぶ常連客で賑わう人気店だ。

店主の藤田和彦さんは、フランスでの修業経験をもつ名匠。38年というキャリアを積み、独創的なケーキをつくりあげる藤田さんに、パティシエを志したきっかけを尋ねてみると、「僕はもともとコックになりたかったんです」と、驚きの答えが返ってきた。
「コックになりたくてホテルに就職したんですが、配属されたのはデザート部門でした。当時教育係だった先輩たちに、いろいろな場所にスイーツを食べに連れて行ってもらいました。そこからデザート部門にも興味が湧きはじめたように思います。僕が26歳の時に、かわいがってくれた先輩のひとりが亡くなってしまって、そこから先輩への恩返しではないですが、その人の分までしっかりやらなければと思い、デザートづくりに没頭していったことが、今につながっていると思います」と教えてくれた。

日々デザートづくりに励み、その後、縁あってコックも務めたそうだが、パティシエの方が楽しいと感じたという。
それと同時に、自分に足りないものがあると痛感し、技術向上のため、本場フランスでの修業を決めた。

修業を終え、藤田さんの母方の実家がある佐野に『pâtisserie K.Fujita』 をオープンさせたのは、2009年のことだった。

創業から15年が経った今、これまで大切にしてきたことを尋ねると、「自分が自分らしくいることと、手間を惜しまず、お客様を想いながら、納得のいく商品づくりをすることです」と微笑んだ。

なにを食べてもおいしいと評判の『pâtisserie K.Fujita』。
ケーキはもちろんのこと、焼き菓子やチョコレート商品も数多く取り揃えており、バラエティに富んだラインナップも魅力のひとつだ。

手間と愛情を惜しみなくかけてつくられる商品の数々。そうして生まれた『pâtisserie K.Fujita』のスイーツは、食べた人を笑顔にする魔法で、きょうも佐野の街に笑顔の花を咲かせている。

pâtisserie K.Fujitaの店舗情報