いも家kaneki(カネキ)

いも家kaneki(カネキ)

素材のおいしさを活かした、さつまいもの七変化

佐野市赤坂町に今年の2月にオープンした『いも家kaneki』。洗練された和モダンの佇まいが優雅な雰囲気を奏でる。全国各地の選び抜かれたさつまいもをふんだんに使用した、豊富な品揃えが人気のさつまいも専門店だ。

いも家kanekiは、国産青果物および加工食品製造・販売を手掛ける株式会社 東京フードが運営しており、自家農園または契約農家で育った、ミネラルを豊富に含んだ土地の、新鮮かつ糖度の高いさつまいもが味わえる。

以前は直売所を設けていた株式会社 東京フードだったが、多くの方にさつまいもを楽しんでもらえるような憩いの場を提供したいとの想いから、いも家kanekiとして店舗を構えた。

大谷石を使って、中はふっくら、外はカリッと焼き上げる、ここでしか味わえない焼き芋が一番の人気商品。その他、氷温熟成で甘みを閉じ込めた干し芋や、上品で爽やかな味わいが魅力のタルト、京都府産の希少品種、京いち姫を使用した濃厚プリンなど、バラエティ豊かなラインナップで、訪れた人を楽しませてくれる。

「“kaneki(カネキ)”という店名は、明治時代に創業者の曽祖父が営んでいた豆腐屋の屋号からいただきました」と語るのは、株式会社 東京フード 代表取締役社長の塚越将童さん。
いも家kanekiの商品開発にあたっては、株式会社 東京フードだからこそできるものにこだわりたかったという。素材の持つ本来の甘さや風味を最大限に引き出した焼き芋は、その代表例ともいえる。

この時期に食べたいおすすめのメニューをご紹介したい。無添加・無着色・砂糖不使用でつくられた、かき氷と焼き芋を組み合わせた『いも氷』だ。
ゴールデン安納芋から8時間以上かけて抽出し、甜菜糖をブレンドして創り出したシロップの“安納いも蜜”は砂糖を一切使用しておらず、すっきりとした甘さが特徴のかき氷。そこに、京都府産の京いち姫、鹿児島県産のゴールデン安納芋、栃木県産の日光紫いも、茨城県産の姫はるかという4種類の焼き芋を組み合わせた、奇跡のコラボレーション。罪悪感ゼロの贅沢スイーツを心ゆくまで堪能してほしい。

ドリンク感覚でさっぱりと味わいたい方には『国産 姫はるかフラペチーノ』もおすすめ。姫はるかのやさしい甘さに、苺のさわやかな酸味が加わり、すっきりとした後味が楽しめる。
和モダンのロケーションを満喫できるテラス席もあるので、できたてのメニューをその場で味わえるのもうれしい。

塚越さんは、これまでの商品開発を通して学んだことを「素材が持つ本来のおいしさや甘みを最大限に引き出すために必要なのは、足し算ではなく、引き算なんだと思います」と語り、さつまいもの魅力を引き出すために、これまで何度も試行錯誤を繰り返したことを明かした。

さつまいもの魅力を知り尽くしたエキスパートたちが運営する、いも家kaneki。
景色を眺めながら、素材のおいしさを活かしたさつまいもの七変化を楽しんでみてはいかがだろうか。

いも家kanekiの店舗情報