麺屋 大円

ボリューム満点の町中華が楽しめるお店

佐野厄除け大師から西に向かい、大橋町の交差点を過ぎてすぐの場所にある『麺屋 大円』。
らーめん予備校を卒業した、奈良出身の店主が営む個性派佐野らーめんのお店だったが、2024年6月からボリューム満点の中華料理を揃えた町中華のお店としてリニューアルオープンをした。

まず、いち押しのメニューは『佐野スタらーめん』。
佐野らーめんに、店主の故郷の味である天理ラーメンを融合させた一杯だ。

麺は中太の青竹手打ち麺。スープは豚と鶏、香味野菜から旨味とコクを引き出した清湯スープがベースとなっている。チャーシューは、脂身のバランスにこだわり、豚バラ肉を使用している。

『佐野スタらーめん』の一番の特徴は、添えられる具材。白菜・ニラ・豚バラ・ほぐしたチャーシューがどんぶりに彩りを加える。トロトロの大きなチャーシューも食べ応え抜群だ。

最初はあっさりとした味わいのラーメンだが、徐々に、にんにくオイルで炒めた野菜のおいしさが溶けだし、パンチのある味に変化するのも楽しみの一つだ。

定食料理の人気は『大円定食』と『レバニラ定食』。

『大円定食』は豚バラ肉と野菜、きくらげ、ふわふわな卵の炒め物。甘じょっぱい味付けでご飯が進む一品だ。

レバニラに使われているレバーは臭みがなく食べやすい。また、一切れ一切れが大きいのも嬉しい。シャキシャキとした野菜の食感とお肉のおいしさを味わってみて欲しい。

また、ごはんやおかず、お弁当のテイクアウトメニューも充実している。
特にチャーハンや唐揚げが、昼食や夕飯として人気だ。

「佐野を活気付けるようなお店を目指しています」と話す店主。
店名の『麺屋 大円』には、大きな円を描けるくらい人が集まるお店にしたいという店主の思いが込められている。

個性派佐野らーめんと町中華料理が楽しめる『麺屋 大円』。
是非訪れて、おなか一杯になるまで、絶品料理を楽しんでみてはいかがだろうか。