クリケット×イオンモール佐野新都市
イオンモール佐野新都市21周年祭
『イオンモール佐野新都市』では、開店21周年を記念して、 10月12日~13日の2日間にわたり、クリケット体験や佐野らーめんの青竹手打ち体験などの、佐野市ならではのイベントがおこなわれた。
毎年、周年祭には特別なイベントを企画している『イオンモール佐野新都市』だが、今回のクリケット体験会については、“クリケットのまち”として、スポーツツーリズムに力を入れている佐野市の活動に対し、『イオンモール佐野新都市』側が、地域貢献と街の活性化を目指す場所になればと、スポーツ推進課に声を掛けたことがきっかけだった。
家族連れでにぎわう店内には、子どもたちの笑い声が響く。
セントラルコートには、大型ネットが張られ、クリケットのミニ練習場へと変貌を遂げた。
受付を終え、ぬり絵とクイズを楽しんだあとは、ボーリング(投げる)練習へ。ひじを曲げずに投げる、クリケット特有の投げ方に、最初は戸惑う参加者も多かったが、慣れてくると、ウィケットとよばれる3本の柱にボールを当てるゲームを楽しむ姿も見られた。
ボーリング練習の後は、バッティング(打つ)練習だ。大型ネットの中には、実際にクリケット日本代表として活躍する選手が待ち構えており、彼からヒットを奪うための戦いを繰り広げることになる。
板状のバットを構えて、いざ勝負。タイミングを合わせてバットを振り、“当たる”感覚をつかんでいく。
クリケットの投球は、野球と違い、地面でバウンドさせることも可能なので、バッティングについては、野球経験者の方よりも、テニス経験者の方のほうが馴染みのあるフォームといえるだろう。
多くの来場者が、初めてのクリケットを楽しんだ周年祭。
たまたま近くを通りかかっただけという家族連れの方や、友だちとなんとなく体験してみたという方など、参加した理由はさまざまだったが、体験会を通して、クリケットというスポーツが今までより身近に感じられたという意見が多く寄せられた。
体験した子どもたちは皆笑顔で「たのしかったー!!」と語り、その生き生きとした表情から、充実した時間だったということが伝わってくる。
地域に根差した活動に取り組む企業と行政が手を取り合って実現した今回の体験会。
いつかこうした体験を通して、日の丸を背負う子どもたちが現れるかもしれない。佐野市の子どもたちが、クリケット日本代表として世界に羽ばたく、そんな日が来ることを願わずにはいられない。
佐野市 産業文化スポーツ部 スポーツ推進課
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