chou à la crème custard（シューアラクレームカスタード）

パティシエが作る独創的なシュークリームのお店

今年10月22日にオープンしたシューアラクレームカスタード。佐野では初となるシュークリームの専門店だ。

店主の中村さんはもともと洋菓子店で活躍していたパティシエ。独立するにあたり、自分の経験を活かせるものに特化したお店にしたいと考えたのだそう。

プリンやパンケーキなどいくつか候補が上がったが、お客様に比較的リーズナブルに楽しんでもらえると考え、最終的にシュークリームに行きついた。エクレアも考えたが、シュークリームの方がフォルムがかわいく、見栄えもアピールできると思ったのだそうだ。

お店の特長は、何といっても店名にもなっているカスタードクリーム。卵は那須の御養卵を使用し、バニラは添加物不使用のマダガスカル産を選ぶなど、食材にもこだわっている。濃厚でいて甘すぎず、サクサク食感のシュー生地と相まって、小ぶりなのにも関わらず満足感がある。

「シュー生地は時間がたってもサクサク感がなくならないように生地や焼き時間など細かく調整しています。うちのシュークリームは小ぶりだけれど、自慢のクリームを楽しんでもらいたいから、中身はぎっしり詰まってますよ」と中村さん。

メニューは基本の「カスタード」をはじめとして、「ショコラ」「抹茶」「カスタード×生クリーム」など全部で7種類。なかでもおすすめは「いちご×ピスタチオ」。那須御養卵100％を使用したピスタチオカスタードに、酸味が効いたいちごジュレといちご生クリームが他には無い独創的なシュークリームになっている。今後は、季節限定メニューも考えているそうだ。

最後に店名の由来をうかがうと「実は店名選びに悩みに悩んで行き詰っているときに、
ちょっと子どもに聞いてみたんです。そうしたら一言、カスタードと。ちょうどシュークリームの試作をしていたから、それをみて言ったんだと思うんですが、あ、それいいな、と。確かにカスタードにはこだわっているし、お店の名前にぴったりだなと思ったんです」

パティシエが作る独創的で本格的、それでいて見栄えのかわいいシュークリーム。
ぜひ楽しんでみてほしい。