麺や 五郎

麺や 五郎

店主のこだわりに溢れた
『いってつ』の姉妹店
満を持してオープン!

青竹手打ちの本格佐野ラーメンが味わえる人気店『佐野ラーメン いってつ』の姉妹店が今年の6月にオープンした。『麺や 五郎』と名付けられたその店は、落ち着いた色合いでまとめられ、モダンな雰囲気が漂う。「いってつとはまた違った雰囲気にしたかった」と話す店主の八長正樹さん。実家の蕎麦屋を改装し、女性ひとりでも入りやすい店づくりに努めたという。設計・施工は小野建築設計室が手掛けた。ジャズのかかる心地よい空間のなかで、佐野ラーメンのベースはそのままに、白醤油を使った中華そばや全粒粉の麺が特徴のつけ麺など、素材にこだわった進化系佐野ラーメンが楽しめる。

新メニューとして加わった『特製五郎中華そば 黒』は、すっきりとした鶏ベースのスープに鹿児島県産の黒糖醤油を使用した、深い味わいが魅力の一品。濃口醤油と黒糖醤油をブレンドした、キレがありつつも上品な甘さをもつ醤油スープに、鶏油の芳醇な香りが際立つ。北海道産の小麦粉を2種類ブレンドした手打ち麺との相性もよく、京都産の九条ネギと柚子の風味がおいしさに華を添えている。煮卵は那須の御養卵を使用。半熟卵の濃厚な旨味とトロトロな食感がクセになる。

国産豚を使った低温調理のチャーシューも新たな挑戦。「佐野ラーメンにこのチャーシューをあわせてみたかった」という八長さんは、5~6時間かけてこのチャーシューをつくっているが、「自分がおいしいと思ったんだから仕方ない」と笑い、妥協を一切許さない職人魂をのぞかせた。

もとは和食の料理人。経験に裏打ちされた素材選びが麺や五郎の基盤となっている。「18年間、佐野ラーメンだけを追い続けて『いってつ』をやってきたから、新しいことにも挑戦したいなと思ったんです。型にはまらずに、自分のやりたいことを自由にやっていけたらいいなと思っています」と語った。

RAMEN DATA/特製五郎中華そば 黒

【スープ】
鹿児島県産の黒糖醤油を使用した、甘みのある深い味わいが特徴

【チャーシュー】
低温調理で5~6時間かけて作られる色鮮やかなチャーシュー

【麺】
手打ちならではのモチモチ感が楽しめる国産小麦を使った熟成麺

麺や 五郎

  • 栃木県佐野市高萩町506-2
  • 0283-55-6744
  • ​​​11:00〜19:30
  • 水曜