フォトグラファーが教える!『みんなの写真部』

カメラの基礎知識から撮り方のコツに至るまで、現役フォトグラファーがアドバイス。
写真をもっと楽しみたいと思っている方に向けたコラムです。

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Vol.3 写真の明るさを自由自在に決めよう!

Vol.3 写真の明るさを自由自在に決めよう!
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写真を撮ったときに「なんか暗いな」と思ったことはありませんか?
いいカメラなら明るくてキレイな写真が撮れるはずなのに…。
せっかくピントが合わせられるようになったのに暗い写真じゃ残念ですよね。
今回は写真の明るさを自由自在に決めよう!というお話です。

カメラのモードは“P(プログラム)”にします。
何も設定せずそのまま撮影すると“AUTO”の時と同じような写真が撮れますが、この時にもし写真の明るさに納得がいかなかった時は「露出補正」をします。
『露出=写真の明るさ』ですので、露出補正とは写真の明るさを補正(明るくしたり暗くしたり)することです。

カメラに付いている、こんなマークや

こんなグラフが露出補正を示すアイコンです。

実際に露出補正をしながら撮影をしてみます。

▲ 露出補正無し
▲ 露出補正+1
▲ 露出補正-1

写真の明るさを補正する事で思い通りの明るさで撮ることができるのです。
Pモードの時、写真の明るさはカメラが自動で決めてくれていますが「補正」をすることで撮影者が自由に設定することもできます。

写真の明るさに正解はないので、撮りたいと思った明るさになるように調整してみてください。

【ワンポイントメモ】「測光」ってナニ?

カメラの機能の中で「これなんだろう?」的なものを解決します!
今回は「測光モード」

■ 平均(マルチ)測光

■ 中央重点測光

■ スポット測光

明るさは露出補正で調節できることがおわかりいただけましたでしょうか。
カメラの謎をひとつずつ解決していきながら、いっしょにワンランク上の写真を目指しましょう!!

撮影協力 MINAGAWA KAORI Instagram

プロフィール

フォトアミューズ
Photo&Videographer
浦島大介

音楽業界にいたときにCDジャケットの制作に携わったことでデザイナーという職業に興味を持ち、広告代理店に就職。デザインの仕事に従事するうち、良いデザインは良い写真から生まれると気づき、写真や動画の世界に興味が広がったことでフォトアミューズに入社。婚礼撮影のビデオカメラマンとして人々に向き合ううち、『人』を撮る楽しさに目覚める。

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