田沼のていじろ[東エリア]

昭和軒

祖父と親父が守ったこの店を無くしたくない
その思いで繋いだ歴史はあと7年で100年食堂へ

暖簾をくぐって飾りガラスの引き戸を開けると、思わず「素敵だ」と声が漏れてしまうほどの空間が迎えてくれる。昭和元年創業、今年93年目を迎える昭和軒。地元に愛され続ける老舗の食堂だ。

昔から変わらないというかつ丼を注文すると、おやっ? かつ重が…。

「先代からこのスタイルなんです。当時はかつ重というメニューだったんですけどね」と3代目店主の鶴見 徳幸さん。近年の人気は、お皿からお肉がはみ出すくらいのボリュームがある“しょうが焼き定食”と、カツ丼よりもお肉の厚さを少し抑え、サクッとした食感を楽しめる“ソースカツ丼”で、創業当時から変わらないシンプルな中華そばも定番の人気メニュー。注文を受けてから仕込むという手間を惜しまない姿勢が多くのファンを惹きつけるのだろう。

昭和軒の少し濃い目の味付けが、今でも忘れられない。

  • 栃木県佐野市栃本町1759
  • 0283-62-0156
  • ​​​​11:00~14:00、​​​​​​​17:00~20:00
  • 毎週木曜日

石川や

白雪の上に咲く三輪のお花

昭和20年創業の3代続く老舗和菓子店。同店には地元田沼の銘菓「しんこまんじゅう」を求めるお客さんが絶え間なく訪れている。

現在は販売と製造を同一店舗内でおこなっているが、以前は通りの反対側に販売をする店舗があり、現在の場所は製造所のみだったそうで、通りを行ったり来たりしていたという。

店主の石川さんがつくるしんこまんじゅうや豆大福(大福)はどことなく上品で、餡はしっかりした甘さを楽しめる。

しんこまんじゅうの上にある、みどり・ピンク・きいろの模様は、お花を表現しているそうだ。

春を迎えて花が咲きはじめる季節を投影した粋なおまんじゅうだったのですね。

  • 栃木県佐野市栃本町1773
  • 0283-62-0320
  • ​​​​8:00~17:00
  • 毎週月曜日