青竹手打ちラーメン 麺屋 ひらさわ

名店の技を受け継ぎ、確かなおいしさを届ける場所

犬伏街道沿い、人気ラーメン店の跡地にオープンした『青竹手打ちラーメン 麺屋 ひらさわ』。
暖簾に揺れる「八」の文字は、名店『田村屋』で修業を積んだ8番弟子の証。
今年4月、受け継いだ技と志を胸に、新たな一歩をあゆみはじめた。

名店で培った技術を惜しみなく注ぎ、真心を込めてつくられるラーメンは、まさに絶品。
鶏ガラと豚ガラをじっくりと炊き上げ、旨味が際立つよう細部にまで心を配った『田村屋』直伝のスープ。
そこに青竹手打ち麺をあわせ、手打ちならではのリズミカルな食感とコク深い味わいが堪能できる。

店主の平澤拓史さんは、前職で飲食業に携わっていたが、佐野ラーメンの魅力に心惹かれ、『田村屋』の門を叩いたという。
「味にも人柄にも惚れ込んで『田村屋』での修業を決めました。4年間の修業のなかで多くのことを学ばせていただき、本当に感謝しています。独立してからも、身体作りをはじめ、火加減の大切さなど、改めて『田村屋』での教えに気づかされることも多いです」と誠実な人柄をにじませる。

奥様が担当する手づくり餃子もおすすめの一品。
具材がはち切れんばかりに詰められ、野菜の甘味がアクセントとなった、ジューシーな味わいが魅力。常連客からも人気が高く、テイクアウトされる方も多いという。

名店の味と技術を受け継ぎ、確かなおいしさを届ける新しい場所。提供される料理には、長年培われた技がしっかりと息づいている。
通し営業のため、時間をずらせば、昼時の混雑を回避してゆったりと食事を楽しむことができる。時間の概念にとらわれず、気軽に立ち寄れる名店の味として、今後多くの人々に親しまれる存在となっていくことだろう。