金禄

金禄

大切な日々に寄り添う和洋菓子店

1969年に創業し、以来50年以上ものあいだ、多くの人々に愛され続けている『金禄』。『芋金』や『どら焼き』など、店の看板商品も数多く誕生し、腕利きの和菓子職人たちが、50年以上続く歴史と基盤を支えている。

金禄が大切にしているのは、“身土不二”という考え方。本来、人間の身体と土は一体であり、身近な土地で採れた旬の素材を食べるのが健康に良いといわれている。そうした考えが幹となり、地元に根付いたお菓子作りに取り組んできた。

佐野を代表する銘菓、『芋金』はまさにその精神を体現しており、近隣の土地である筑西市で採れたブランド芋“井上さつま”を使用している。“紅あづま”ならではの、上品で濃厚な味わいが口の中いっぱいに広がる、和製スイートポテト。素材の味を最大限に引き出した、和菓子職人だからこそたどり着いた味だ。

長年和菓子をつくり続けてきた技術を活かして、近年では、和菓子のなかに洋菓子の要素を取り入れた新商品の開発にも力を入れている。

北海道十勝産小豆を使った、定番のどら焼きをアレンジした『生どら』や、米粉を使用した、しっとりもちもち食感が人気の『お米ロール』などはその代表的な例。和の素材を活かした、じっくりと丁寧な手仕事はそのままに、伝統と革新が融合した、新感覚の和洋菓子店として、新たな一歩を踏み出し始めた。

統括責任者の永島顕光さんは、洋菓子作りにも造詣が深く、和と洋のハイブリッド商品を生み出すキーマンの一人。「その時期にしかとれない旬の素材、例えば栗や柚子などを使って、今後は和の素材を取り入れた洋菓子の展開にも力を入れていきたいと考えています。金禄のお菓子で四季を感じていただけたらうれしいです」と語った。

また、今年の5月からは、遠方から足を運んでくださるお客様のためにと、ECサイトの開設もおこない、食べたいときにいつでも楽しめる環境を整えた。

常にお客様を喜ばせるために、新たな提案をし続ける金禄のお菓子作り。お客様の大切な日々に寄り添う和洋菓子店として、これからも進化を遂げていくことだろう。

金禄の店舗情報

【浅沼店】

  • 〒327-0831 栃木県佐野市浅沼町609-1地図を見る
  • 0283-23-3033
  • 9:00~19:00
  • 定休日:年中無休

【堀米店】

  • 〒327-0843 栃木県佐野市堀米町3372-2地図を見る
  • 0283-22-8117
  • 9:00~16:00
  • 定休日:年中無休