トルテ洋菓子店

60年以上も愛され続けてきた老舗の味

大河ドラマでも話題になった、真田父子、犬伏の別れの舞台として知られる新町薬師堂の近くに位置する『トルテ洋菓子店』。洋館を彷彿とさせる外観が目印。
1961年の創業以来、手作りのあたたかさを感じるやさしい味わいが、地元の方をはじめ、他県からも足を運ぶ常連客の方々に愛されている。
現在は2代目店主の内山章禎さんと奥様である千明さんが、先代の味を守り継いでいる。
店頭には季節のフルーツを使用したケーキやタルト、焼き菓子などが並べられ、眺めているだけで心が華やぐ。

トルテ洋菓子店の代名詞といっても過言ではないほど人気の『マドレーヌ』。ふっくらとしたやさしい甘さが特徴で、お子様からご年配の方まで、幅広い年齢層の方に愛されている。
デンマーク産のクリームチーズとラム酒を使用しており、上品な甘さの中に深い味わいが広がる。

夏に向けて人気が高まっているのは、『濃厚フロマージュレアチーズ』。クリーミーな甘さとチーズのコクを堪能できる、さわやかな口当たりが魅力。ほんのり酸味がきいていて、さっぱりとした後味が楽しめる、夏に食べたくなる一品。冷やすことでさらに清涼感が増すので、これからの季節にぴったり。

店名の“トルテ”はドイツ語で“タルト”を意味している。タルトは切り分けて食べることから『みんなで洋菓子を囲みながら、幸せな時間を過ごしてもらいたい』との想いが込められているという。
先代から受け継いだ真心と匠の技で、人々を笑顔にする『トルテ洋菓子店』。お客様に寄り添いながら丁寧に歩んできた道のり。60年以上もの間、愛され続ける老舗の味を、じっくりと味わっていただきたい。