POW(パウ)
日々の暮らしに潤いを
今年の4月、犬伏小学校から程近い、住宅街の一角にオープンした『POW(パウ)』。観葉植物や生花、ドライフラワーなどを取り扱った花屋として、洗練されていながらもあたたかみのある商品が並ぶ。
もともと花や植物が好きだったというオーナーの勝吉育さん。いつかドライフラワーを中心とした花屋を開きたいという夢があったそうだ。
店名の『POW』は多肉植物が纏う白い粉の(powder)に由来しており、パウダースノーに包まれたようなその姿が幻想的だったことから名付けられた。
勝吉さんがつくる作品はどれも飾るだけで部屋が華やぐような、その場所に輝きを与えてくれるものばかり。花屋で働いていたという経験もあり、色合いや形に至るまで、計算された美しさが特徴的だ。
「花を扱うのに資格などはいらないので、自由に作ることができるというのも魅力でした」と、ドライフラワー作品をつくりはじめたきっかけを語ってくれた。技術はすべて独学で習得したという。
ハンギング法でつくられるドライフラワーは温度や湿度に大きく左右される。花本来が持つ水分量の割合なども考慮しながら、乾燥方法や時間を工夫しているそう。
店内には、生花・観葉植物・ドライフラワーの他、花瓶やハーブティー、陶器などの取り扱いもあり、購入も可能だ。
普段は足利市や益子町、稲敷市などで開かれるマルシェやイベントに出店しているため、店舗は不定期オープンとなるが、インスタグラムにオープン予定の告知がされるので、そちらもあわせてチェックしてほしい。
商品ひとつひとつに勝吉さんの想いを感じるアトリエスペースのような『POW』。日々の暮らしに潤いを与えてくれるアイテムを探しに足を運んでみてはいかがだろうか。
POW(パウ)の店舗情報
- 不定期オープンのためインスタグラムをご確認ください
- https://pow.official.ec/
- Instagramページ