精養軒やまだ
良い食材を使い続けて、懐かしの味を守る老舗の食堂
佐野市植野町、豚とラーメンのイラストにとんめんの文字が目印の『精養軒やまだ』。
本店は昭和29年創業。現在はお店を継いで45年になる二代目店主が腕を振るう。
ラーメンだけでなく揚げ物を中心とした定食メニューも並ぶ食堂として、長く地元の人々に愛されている。
人気メニューの“海老そーす重”は、全長15cm以上の有頭海老が2匹ものっており、驚きのボリューム。プリプリな身がサクサクな衣に包まれた巨大エビフライをほおばると、海老のふんわりとした甘さが口の中に広がる。加えて、自家製ソースのコクのある甘さも食欲をかき立てる。エビフライは頭や尻尾も食べることができ、パリパリした食感と海老の強い風味が堪能できる。
ソースや油は昔から同じものを使い続けており、「良い素材は変えずに使い続けます」と話す店主。このこだわりがおいしさの秘訣だ。
精養軒やまだのラーメンは豚骨ベースの魚介系しょうゆ味。
麺は多加水で中太、しっかりとした歯ごたえが残るちぢれ麺。
出汁は先代から変わらず、煮干し、豚のげんこつ、香味野菜を5時間じっくりと火にかけて作る。魚介の風味漂うアッサリとしたスープの中にある、豚の優しい甘さとしょうゆのコクが魅力。
“海老そーす丼らー麺セット”は佐野ラーメンと巨大海老が2匹ものる丼ぶりを一緒に楽しめるボリューミーな欲張りセットだ。他にも、ラーメンの上にとんかつをのせた“とんめん”は若者に人気の看板メニューとなっている。
年配の方が足繁く通う一方、若い方や家族連れも大満足な料理が並ぶ精養軒やまだ。
どこか懐かしい老舗の味わいをぜひ堪能してみてはいかがだろうか。
精養軒やまだの店舗情報
- 〒327-0837 栃木県佐野市植野町2001-3地図を見る
- 0283-22-0573
- 11:30~15:00、17:00~売り切れ次第終了
- 定休日:火曜
- 10台