加藤米菓本店​

加藤米菓本店​

伝統を受け継ぐおせんべい​

JR佐野駅にほど近い久保町にお店を構える加藤米菓本店は、明治40年創業の老舗のおせんべい屋さんだ。​

​自宅用に贈答用にと、地元のみならず県外からもひっきりなしにお客様が訪れる人気店で、代を重ねて現在は4代目の康二さんがお店を切り盛りしている。​

​看板商品は何といっても天明焼。天明焼という名は、江戸時代に佐野が「天明」と呼ばれていたことにちなんでいる。この地に根付き、その伝統を大切にしたいという先代(3代目)が名付けた。​

商品のラインナップはその天明焼をはじめとして、ざらめや海苔、ごまや黒コショウなど現在14種類あり、バラエティ豊か。加えて、冬季限定の海苔チーズもある。これほどの種類を提供できるのも、ベースとなる基本のおせんべいの味がしっかりしているから。​

加藤米菓本店のおせんべいづくりは、洗米し、粉を引くことから始まる。お米は栃木県産コシヒカリ100%にこだわり、主に地元の農家から仕入れているそうだ。​

​このお米はそのまま普通に炊いて食べても美味しく、せっかくだからと店先でお米の販売を始めると、それを求めてお客様が訪れるほど。​

​それほど上質なお米を使用しているが、いつも変わらぬ安定したおせんべいの味をお客様に提供するため、毎日、お米と格闘しているのだそう。​

お米の仕入れの時期、そしてその日の気温、湿度で状態がまったく違うので、毎日その日のお米の状態を確かめ、お米と対話し、最適な方法を見極めておせんべいの生地を作っていく。この工程は大変難しく、経験がものをいうそうで、判断に迷うことがあると3代目からもアドバイスをもらうことがあるそうだ。​

もちろん、おせんべいを美味しく焼くのも技術が必要で、味はもちろんだが、その歯ざわりにもこだわる。「シャリシャリ」と「カリカリ」の間のちょうどよい歯ざわり「シャカリ」をお客様に楽しんでもらうため、生地の状態とその日の気温や湿度を確かめながら焼く温度を調整しているそうだ。​

今後のことをうかがうと、実は5代目がお店を継ぐことが決まったそうで、現在の3代目と4代目の関係のように、技術を伝えながら5代目といっしょにおせんべいづくりができることを楽しみにしているとのこと。ゆくゆくは伝統を受け継ぎながら時代に合った味を生み出していってくれることを願っているそうだ。​

今年の10月にはホームページをリニューアルし、新しい取り組みとしてオンラインショップも立ち上げた。また、それに合わせて新商品も開発。​

​歴史と伝統を受け継ぎながら、新しいことにチャレンジしていく加藤米菓本店。これからも「シャカリ」とした歯ざわりのおせんべいで楽しませてくれることだろう。​

​ぜひ、ホームページとオンラインショップを訪れて魅力あふれる商品を味わってみてほしい。​

加藤米菓本店の店舗情報

  • 〒327-0845 栃木県佐野市久保町214大正通り地図を見る
  • TEL/0283-22-1554​
    FAX/0283-22-1623
  • mail@katobeika.com​
  • 9:00~18:45
  • 定休日:第2・第4木曜
  • 7台
  • https://www.katobeika.com​
  • 運用予定