ワインコラム

難しいと思われがちなワインの世界を、初心者の方にも身近に感じてもらえるよう、分かりやすくご紹介していく連載コラムです。

記事一覧 >

Vol.10 ワインは気軽に♪

今回は2020年9月 佐野市大和町に移転オープンした「WINE&BAR CHOUETTE(シュエット)」にて、オーナーでソムリエの茂木さんと、足利市で人気のワインショップ和泉屋の代表 泉さんにお話を伺った。

まず、お二人に共通しているのが『とにかくワインの敷居を下げたい』という想い。
「ヨーロッパでは水代わりとして飲まれるくらい気軽に飲むものなのに、なぜか日本では高級でおしゃれなイメージがついてしまってる…。全然そんなことないのに」と熱く語る泉さん。

「ワイングラスもおしゃれで高級なイメージにしちゃってるのかなぁ」と話すのは茂木さん。
フランスやイタリアに行くと、みんな普通のコップになみなみと注いでガバガバ飲んでいて、倒しやすいし割れやすい、足の長いワイングラスはカジュアルなワインを飲むときにはほとんど使わないとのこと。
シュエットでも、そういったカジュアルな印象を持ってもらうためにも、あえて足の短いグラスで提供することもあるらしい。

ワインは気軽な飲み物というのは分かったけれど、生産国やブドウなど、種類が多くてなに基準に選んだらいいのでしょうか?

「シュエットには『ワイン全然知らないんですけど、いいですか?』というお客様も多いですよ!むしろワインに詳しくない方にこそ来てほしいです。僕のネタがなくなっちゃうから(笑)」と冗談交じりに話すのは茂木さん。
そんな方にこそ来てほしいというのは本音で、店名CHOUETEのロゴにはC・U・Eの下に線が引かれていて、このお店がワインやBARの楽しさを知る「CUE(キュー)=きっかけ」となって欲しいという意味も込めている。

ではワインの知識がない人は、お店でどのようにオーダーすればいいのだろう?
「最近は『どんなフルーツが好きですか?』と聞くようにしています」と話すのは泉さん。
「ワインを飲んだことがない人にはまず白ワインをおススメしていて、白ワインは果実味があるので、好みのフルーツやジュースを聞けば、だいたい近い果実味の白ワインを紹介できます。たまにマニアックなフルーツを言う方がいて困ることもありますけどね(笑)」と、ワインショップに初めて訪れた方とのやりとりを披露してくれた。

一方「僕は『なにか1つだけヒントをください』ってお願いしますね(笑)」と話すのは茂木さん。
普段飲んでいるお酒や今まで飲んで美味しかったお酒、好きな料理など、その方の趣向が少しでも分かれば、おススメのワインをご紹介できるという。

「『ワインが苦手』という方の多くは、自分に合わないワインだったり、保存状態が悪いひどいワインを最初に飲んじゃったからだと思うんです。そんな方にもぜひもう一度ワインにチャレンジして欲しい」と語るのは泉さん。

ワインを飲んだことがない方、苦手と思っている方も、ぜひ気軽にシュエットや和泉屋を訪れて、自分に合うワインに出会って欲しい。