ワインコラム

難しいと思われがちなワインの世界を、初心者の方にも身近に感じてもらえるよう、分かりやすくご紹介していく連載コラムです。

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Vol.7 ワインの保存方法

今回も足利市で人気のワインショップ和泉屋の代表で、通称『ワインの妖精』こと泉 賢一さんにお話をうかがいました。

今回のテーマは『ワインの保存方法』
ワインセラーや特別な道具がなくても、ワインを少しでも良い状態に保てるように、開栓する前後でワインをどのように保存するとよいかお聞きしましたので、ぜひ参考にしてください。

まずは開栓する前のワインについて。
ワインは光を嫌うため、直射日光や蛍光灯の当たらない暗い場所で保存しましょう。新聞紙に包むことで遮光効果が高まります。また温度や湿度の変化が少ない場所、理想は温度15℃前後・湿度65〜80%です。

スクリューキャップのワインはそのまま立てた状態でよいですが、天然コルク栓のワインは横に寝かせた状態で保存する必要があります。横にする一番の目的は、コルク栓の湿度を保って劣化を防ぐため。長期間立てた状態で置くとコルクが乾燥してしまい、スクリューを刺した際にボロボロになってしまうこともあります。

ワインショップ和泉屋の独特な内観は、オシャレな演出だけが目的ではありません。
コルク栓のワインを1本だけ見やすく縦置きにし、残りは横置きで光も遮るようにと工夫されています。縦置きにするワインを毎日入れ替える手間をかけてでも、ワインの劣化を防ぎながら、オシャレでお客さまにも見やすいディスプレイとなっています。

続いては開栓後のワインについて。
開栓後はどんどん酸化が進んでしまうため、なるべく早く飲み切って欲しいとのこと。開栓したら全て飲んでしまうのが理想だが、そうはいかないと思うので、酸化を最低限に抑えられるように、1/3ずつ3日で飲み切るのがおすすめ。少量だけ残すと酸化が急速に進んでしまうので避けた方がよいらしい。

酸化を防ぐ方法として、エアー抜きも効果的だが、やり過ぎるとワインの香り成分を壊してしまうので注意が必要。
エアー抜きがない場合は、コルク栓を刺した上からラップで覆い、輪ゴムで留めておくことで、空気の侵入を防ぎ酸化を予防することができる。スクリューキャップのワインでも、隙間から空気の侵入を防げるので、この方法が有効。

どの家庭にもあるラップと輪ゴムで酸化を防ぎ、ワインを美味しく楽しもう!

プロフィール

WINE SHOP IZUMIYA 代表泉 賢一(通称 ワインの妖精)