幼児教育コラム

佐野市内から日本や海外の乳幼児教育について、学び・遊び・家庭での過ごし方など、佐野市幼稚園連合会の会長でもある呑竜幼稚園 小林理事長へのインタビュー記事を連載でご紹介。

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Vol.5 地域との交流

2021年3月、佐野市馬門町にある馬門鏡もち保育園で「ばんざいプランタープロジェクト」が行われた。
きっかけは、園児向けの花教室を行っている「百花物語こども花教室」代表の武政 康子さんが、近くの小学校から譲り受けた同園のプランターを見て、もっと華やかにできないかと考えたこと。
この考えに、佐野市で毎年「家づくりのちがい展」を開催している3人の若手建築家(岳設計工房/関口 岳志さん、みぞぐち建築設計事務所/溝口 泰史さん、熊倉建築設計事務所/熊倉 ナオキさん)が協力。今年卒園する年長さんたちの手でプランターカバーを手作りすることを企画した。

まずはペンキ塗り。
設計図を基に、須藤工務店(山口 徹さん)の協力で加工された木材に、園児たちがペンキを塗っていく。
豪快に一気に塗り上げる園児、繊細に1本ずつ丁寧に塗っていく園児、ペンキが付くのもお構いなしで、楽しく作業は進んでいった。

続いては組み立て。
ペンキ塗りから1週間後、色とりどりに塗られた木材から、自分の好きな色の組み合わせを選ぶところからスタート。
金槌を使って木材をはめ込む作業は難しく、園児たちは真剣そのもの。先生や建築家の方々にも手伝ってもらいながら、なんとか完成。
手作りのカラフルなプランターカバーは、 園庭をより一層華やかにしている。

新型コロナウイルスの感染防止や不審者等の問題から、オープンな交流が難しくなってきているが、しっかりと予防策を講じたうえで、できるかぎり地域との活発な交流を行い、園児たちが積極性や協調性を身につけると共に、園が地域にとっても必要な存在となり、互いに支え合う地域づくりに取り組んでいきたいと小林理事長は語った。

プロフィール

小林 研介
(こばやし けんすけ)

  • 呑竜幼稚園 理事長・園長
  • 佐野市幼稚園連合会 会長
  • 栃木県仏教保育協会 会長
  • 佐野日本大学短期大学 教授
  • 佐野市サッカー協会 副会長
  • 私立幼稚園経営者懇談会 副会長