Vol.2 おうちのウイルス対策~免疫力を高める家~
新型肺炎コロナウイルスが世界中に広がり大きな社会問題になっています。人類がいまだかつて経験したことのないウイルスとの闘いには、医薬の世界が躍起になるのはもちろんですが、生活者として対策できることもあります。
この機会に、家でできるウイルス対策とは何なのか考えてみましょう。
風通しの良い家
近年の日本の省エネ住宅では、高い気密性が求められています。それは空気を逃さないためではなく、上手に空気を入れ換えるために必要なことです。
気密の悪い家は、排気口の付近ばかり換気することになり、部屋全体の換気に繋がりません。
気密性能を高めて健康に暮らしましょう。
清潔な家
比較的日本の住まい文化はウイルス対策に適していると考えられます。なによりも靴を脱いで家に上がり、外と中をしっかり区別して暮らしています。
さらに多くの日本人を悩ませる花粉症も、その対策はウイルス対策に通じています。近年の家では、玄関にしっかりクローゼットを設け、外衣を家の中に持ち込まない工夫をしています。玄関に手洗いを設けると、さらに菌の持ち込みを防ぐことができます。
自然免疫力
家庭で過ごす生活の中で、免疫力を高めるには、睡眠と入浴です。
たとえば動物は争いがあって傷を負った時には、安全な場所にこもって眠ります。食事を摂るよりも、眠ることの方が治癒には有効です。良い睡眠がとれる家は、免疫力を高める家でもあります。
じつは、この睡眠のシステムは、寝る場所である寝室だけにあるわけではありません。体内時計にある睡眠のリズムをリセットするためには、朝にしっかりと光を浴びることが大切です。できれば朝日の当たる東向きの窓を決めて、朝のひと時を過ごせるようにすることが睡眠に良いのです。
リラックスの時
もうひとつ免疫力を高める方法は、入浴をして体温を38度まで高めることです。
少し高めの湯に浸かることで、ヒートショックプロテインが発現して、身体を守ってくれます。そして、湯に浸かるとリラックスし、これによって自律神経のバランスが整えられます。大切なことは、こうした機能を知らないままに暮らしているのではなく、免疫力を向上させているという意識を持って睡眠や入浴をとることです。
困った時の小間
家に欲しい間取りの対策のひとつが、小間です。
予算も限られ部屋数に余裕を持たせることは難しいかもしれませんが、小間を設けることが出来れば理想的です。
広さは3帖ほどでも良いので小間があると、感染症が家族にできたときの看病部屋にもなってくれます。普段は、来客があったときや収納として使っていても良いかと思います。
畳が敷いてあると良いかもしれませんね。
もちろん何よりもうがい手洗いをして病を入れない手立てが先ですが、どのような事態にも対応できる家があることも大事です。新型コロナウイルスの流行という事態にも、考えられる家の対策は色々ありますので、いまからでも備えておきましょう。
プロフィール
株式会社team-K風間お客様窓口/広報担当荒川 奈保子
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