田沼のていじろ[西エリア]
むろおか化粧品店
「肌がキレイになると、みんな元気になっていくんですよ」と明星幼稚園で保育士の経験もある3代目店主の律子さん。現在は4代目となる息子さんと共に、美容を通して元気を広げている。昭和25年に資生堂と契約して以来68年、蓄積された知識は絶大な信頼を集めている。個室完備のエステや、ワンコインで提供しているハンドマッサージ等も人気。さらに、商品1つでも自宅まで届けてくれる“宅配サービス”には、喜びの声が多く寄せられている。
なんでも足りた“田沼の銀座通り”。変化はしたが「人の絆、お客様を第一に」と、とっても温かい。「それだったら、あそこのお店行ってきたら?」と、律子さんの一声で次々と通りが繋がっていく。田沼銀座のインフルエンサーには、元気な通りの姿が見えているのかもしれない。
- 栃木県佐野市田沼町634-2
- 0283-62-0401
- 9:00~19:00
- 年中無休 ※年始休みあり
ヒロシマヤ
季節のスイーツと焼きたてパン
丁字路のスイーツスポット
一瓶塚稲荷神社隣の市営駐車場向かいにある田沼のケーキ屋さん。創業66年の同店は文具の取り扱いや2階の喫茶スペースなどを経て、時代のニーズを敏感に取り入れつつ通りに彩りを添え続けている。
季節の旬を取り入れた色とりどりのケーキがショーケースを彩り、焼きたてのパンが並ぶ。中でもイラストを描いたデコレーションケーキが人気でリピーターも多い。提供し始めた頃は全て手描きだったイラストはバージョンアップを遂げ、なんと写真のプリントが可能に。さらに、ホールケーキに限らず、ロールケーキやクッキーにもプリントができ、結婚の内祝いなどで利用する方が増えているそうだ。
自分オリジナルのスイーツを作れる楽しみがプラスされた同店は、これからも人気を博しそうだ。
- 栃木県佐野市田沼町626
- 0283-62-0100
- 10:00~20:00
- 年中無休
大串セトモノ店
毎日使うものだから人の温かさがある場所で
セトモノ・仏具の販売と葬祭業を営む同店は、95年の間この商店街の移ろいを見続けて来た。店内中央にあるテーブルで「ここは以前祖父母の定位置だったんです。顔なじみのお客さんも、みんなここでお茶を飲んでました。今もそうですが、街の皆さんが家族のようでした」と3代目店主が思い出を語ってくれた。同店が取り扱うセトモノもまた毎日使う日常の中にあるもので、家族の一員ともいえる。
店内にはお茶碗や花瓶など、子ども向けから高級なものまで色とりどりの商品が並ぶ。セトモノの他にも「これだけ揃う所は、この辺では無いと思います」というお線香は、常時40種類以上。最近は大河ドラマとのコラボお線香も人気があるらしい。ここなら、あなたの日常に合うものがきっとが見つかるはず。
- 栃木県佐野市田沼町636
- 0283-62-0050
- 9:00~19:00 ※早仕舞いの場合アリ
- 年中無休 ※年始休みあり
ファミリーマートくろぬま
お客さんの「これないの?」に応え
町の台所を支える八百屋さん
ファミリーマートくろぬまさんの店舗を受け継ぎ八百屋を営む店主の大澤さん。「それよりもこっちの方が美味しいよ」と教えてくれる、気さくで笑顔が素敵なおじちゃんだ。
以前は県道沿いのドラッグストアの敷地内で野菜を販売していたそうだが、現店舗に移転した今でも継続して来店してくれるお客さんが多くいるという。
店頭に並ぶ野菜は、見るからに美味しそう!価格もリーズナブルな商品が多い。多様な商品を扱っているので、偶然の発見もある楽しいお店だ。冷蔵庫に足りないものはこちらでどうぞ!
- 栃木県佐野市田沼町639
- 13:00~19:30
- 毎週月曜日
パテスリーきむらや
地元の子どもたちとのパンを通した深い絆
長い間学校給食のパンを製造していた同店。田沼の学校に通った子どもたちは自然ときむらやのパンを 食べて大きくなった。「移動販売をおこなっていた田沼高校で、ツナドーナツがとても売れた時期があったんです。当時の学生が今も買いに来てくれるんですよ」と3代目店主の関根 泰雄さんは嬉しそうに話してくれた。この思い出のパンは今も店頭に並んでいる。
現在の人気は、たっぷり入ったレーズンが特徴の“ぶどうパン”で、遠方から買いに来る方もいるそうだ。実はこのパン、残った生地で何となく作ってみるかな…がきっかけで10年前に誕生、口コミで広がり看板商品となったそうだ。もう一つ、たっぷりのりんごをサクサクのパイ生地で包んだアップルパイもおススメしたい。
- 栃木県佐野市田沼町639-5
- 0283-62-0335
- 9:00~18:00
- 毎週木曜日・日曜日
峰崎そば店(峰崎うどん店)
嗜好品としてお蕎麦を楽しんで欲しい
この丁字路には、蕎麦好きが集まるお店がある。検索すると出てくる“峰崎うどん店”がそれだ。店主にお聞きすると「そばでもうどんでもみなさんが呼んでくれる方で構いませんよ」と笑顔で答えてくれた。
明治時代から始まる歴史は現在5代目店主へと受け継がれている。
同店は早朝4時から仕込みを始め、11時の開店から閉店までの8時間、暖簾が下がることはない。「1人 でも食べに来てくれる人がいるなら店を開けておいたほうがいいじゃないですか。お蕎麦を楽しんで欲しいんです」と店主。その蕎麦は、粗挽きの蕎麦粉を使用しているのが特徴で、一般的に均一の四角形が多い中、粗挽きを目で確認できるくらい表情がある。少し甘めの麺つゆと粗挽きの食感、そして蕎麦の風味を存分に楽しむことができる逸品。
ある商店街の方は「蕎麦は苦手だったけど、峰崎さんの蕎麦を食べたら美味しくて。それからハマっちゃって、蕎麦好きになりました」と教えてくれた。
うどんもカツ丼もチキンライスもあるので、こちらも是非!
- 栃木県佐野市田沼町635-2
- 0283-62-0106
- 11:00~19:00
- 毎週月曜日