JŪKEN(有限会社 住研)

JŪKEN(有限会社 住研)

自分らしい暮らしを楽しめる家

小山市花垣町に今年の2月にオープンした『JŪKEN(じゅうけん)』は、ヴィンテージテイストのリノベーションを得意とする建築会社。
深いビリジアングリーンの外観に、雑貨店さながらのインテリアがセンス良く置かれた打ち合わせルーム。海辺のカフェを思わせるおしゃれな空間が広がっている。

実はこの場所、もともと築50年ほどのクリーニング店。その建物をまるごとリフォームし、ヴィンテージ加工を施したリノベーションを経て、『JŪKEN』の打ち合わせルーム兼事務所として生まれ変わらせた。

母体である有限会社住研は、大田原市で30年ほど注文住宅の設計や施工を行ってきた実績ある建築会社。2代目である濵田浩範さんは、家づくりに携わるなら、カフェのような居心地のよさのある、世界にたったひとつしかない家をつくりたいと思っていたという。

「そのときに出会ったのが『70年代不動産』という、中古物件の住宅リノベーションをメインに行っている会社でした。1970年代のアメリカンヴィンテージをコンセプトにリノベーションを行い、その世界観にあった家具を配置して、新旧の融合を遂げた、世界にひとつしかない家をつくりあげられる、理想の家づくりでした」

そんな『70年代不動産』の加盟店として小山に拠点を置くことになった『JŪKEN』。
羽川に2件のモデルルームを構え、それぞれのコンセプトにあわせたヴィンテージハウスが体験できるようになっている。

“Japanese nostalgia house”というコンセプトのもと、リノベーションを行った室内には、どこか懐かしさと洗練された美しさが漂う。
もともとの梁や柱は活かしつつ、新たにコンクリートや鉄骨などを採り入れることで、耐震補強だけでなく、デザイン性もプラス。
中古住宅に新しい素材を使用するときには、築年数にあわせたエイジング加工を施し、新旧の融合をはかるのも『JŪKEN』ならでは。
また、イスやソファー、ランプなどのインテリアは、都内などのアンティークショップで買い付けを行っており、ノスタルジックな世界観にさらに奥行きを与え、あたたかみのある空間をつくりだしている。

濵田さんは「世界観を体感していただきたいので、インテリアまですべて含まれた状態で物件の販売を行っているというのも、大きな特徴です。さらに、デザイン性ももちろんですが、耐震補強、外断熱もしっかり行っていますので、夏涼しく冬あたたかい、住み心地が楽しめる家でもあります」と語った。

また、『JŪKEN』内に、アンティーク家具の専門店『pili funiture(ピリファニチャー)』をオープンさせた。地域の方々に、遠方に行かずともヴィンテージテイストのインテリアを楽しんでいただきたいとの想いから、開店に至ったそう。

中古物件に新たな息吹を吹き込む『JŪKEN』。世界にひとつだけの、自分らしい暮らしにご興味をお持ちの方は、ぜひ訪れてみてほしい。

JŪKEN(有限会社 住研)の店舗情報