テル×熊田木材工芸

テル×熊田木材工芸

テルさんと工場見学~@熊田木材工芸

地域おこし協力隊の任期を終えた後も、佐野ブランド応援団長として引き続き街の魅力をPRする活動を行っているテルさん。
いつか、佐野でDIYができる工房を持ちたいという夢があるそうで、今回は銘木家具を40年以上作り続けている熊田木材工芸さんに、ものづくりの心得を教わるということなので、SANOMEDIA編集室も同行させていただいた。

木を切り出し、何年も乾燥させ、削ったり磨いたりしながら形にしていく銘木家具。熊田木材工芸さんはそれを作るためのなかなか見ることのできない本格的な機械を置いているとのことから、工場見学をさせてもらうことにした。

「うちにはDIYとかで使えるような道具はないかなぁ。素人さんが触っちゃうとケガするような機械しかないから」と、工場内を案内してくれたご主人の熊田侠児さん。妻の悦子さんと娘の千穂さんから補足説明を聞きながら、迫力のある機械に驚いたり、家具を作りやすい木の種類や木目のことについて熱心に質問をしていた。

艶出しの加工がされているテーブルに興味を持ったテルさんは、テーブルの天板と脚の結合方法や塗料の塗り方などについて、真剣なまなざしで説明に聞き入っていた。
さらに、「家具として加工された後も、木は生きているから動く。それを頭に入れながら家具作りをするんだよ」との家具作りの心得に感銘を受けていた。

テルさんは、「きょう学んだのは『木は生きている』ということですね」と満足気な表情をみせ、今回の工場見学を終えた。

熊田木材工芸 -KUMAMOKU-の情報