BOULDERING SPACE H（ボルダリングスペース エイチ）

登る楽しさを体感できる場所​

2013年にオープンし、今年で8年目を迎えた『ボルダリングスペースH』。高さ4メートルの人工壁が7面、初心者から上級者まで楽しめるコースが用意されているので、県内はもちろん、県外から足を運ぶ人も多い。バランス感覚や柔軟性などの総合的な運動能力が必要とされるので、ダイエットや体系維持にも効果が期待できるという。​

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オーナーの雨笠 浩嗣（通称 ぴえーる）さんがボルダリングに興味を持ったのは小学生のころ。学校からの帰り道、石垣を登っている人に出会い、上に登るのは簡単でも横に登るのは難しいということを教わり、岩を登ることに興味を持ったという。大人になってから、本格的に岩を登ったのは那須塩原市にある野立岩（のだていわ）だった。それから岩を登ることの楽しさに憑りつかれていったそうだ。​

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「岩を登ることって人生と似てるなって、そこがおもしろいと思ったんです。登れないことって自分自身の工夫や努力が足りないからで、言い訳は通用しない。自分の人生もそう。言い訳は通用しないし、現状を打破するのも維持するのも自分次第。足りないことに対して補う努力がどれだけできるかって話だから」と笑う。​

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コースで躓いている人に、手のかけ方や足の位置など、積極的に声をかけるぴえーるさん。飾らない人柄が魅力で、子どもたちからも絶大な人気を誇る。国体の監督もできるスポーツクライミングコーチ1の資格を持ち、キッズスクールはもちろん、初心者・初級者の指導も行っている。​

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幼稚園児から国体の代表選手まで、さまざまな人が通う『ボルダリングスペースH』。友達同士でも親子連れでも、みな思い思いにボルダリングを楽しめる自由な空間。これからはじめようと思っている方や興味のある方はぜひ気軽に足を運んでみてはいかがだろう。​