LIFESTYLE, 過去の特集

歩いて、楽しむ。

自然は体験してこそ、その凛々しさや穏やかさを知ることができる。梅雨明けのニュースがこの街へも届けられた夏の初日、この街を雄大に見下ろす唐澤山神社のハイキングコースを山歩き。生きた自然のトンネルを歩きながら体験した時間に、自分の呼吸と自然の呼吸が重奏するような音が聞こえた。

山歩きの支度は履きなれた靴にTシャツに短パン、お気に入りの帽子をかぶって歩き出す。流行のスタイルを揃えて挑むのも楽しいけれど、自然を楽しむという目的に変わりはない。目指すは山頂の藤原秀郷公の居城址である、唐澤山神社。

山の西側(旧田沼高校側)から、石の鳥居をくぐり、唐澤山菖蒲園からの道のり。手前の池では釣り人たちが繰り返し竿をたらし、上げては魚の機嫌をうかがっている。行く手に見える緑の自然に足を踏み入れ前進、上を見上げるとこの日の強い日差しを覆い隠すほどの木々が生い茂っている。一歩、また一歩と、自分の足で丸太の階段を登って行く、緑の隙間からそよぐ風が、火照った身体と気持ちを心地良く撫でていく。山道には青々としたさまざまな草木が生きている。その名は知らずとも、その生命力に溢れる豊かな表情に、この深い自然の中で生きる野生の存在感を感じた。

選ぶコースによって、長い道のりを楽しめる唐澤山のハイキングコース。この日、関東ふれあいの道「京路戸峠」へ続く途中の「見晴休憩所」まで行き休憩。隙間から望むことができた小さくなった街並、自分の足で登りついたこの場所に小さな達成感を感じた。山道をもどり、唐澤山神社へ。たどり着いた神秘的な境内は、暑かった空気が凛と張りつめるような、古き時代と現在が交差する場所。不思議な清涼感を感じさせてくれる、今日の目的地へと辿り着くことができた。

自分の身体に響く鼓動と自然の音に耳をすましながら、登り歩いて来た自然の中。目的地までたどり着いた達成感と、そこから眺めた遠くの空と小さな街並。この日に感じた深い自然の雄大さと、自分の歩幅ごとに変わる道のりの景色と緑の臨場感は、体験することでしか得る事のできない自然と調和するひと夏の旅。


vol26_07_10



サノメディアスタッフのひとこと感想文

今回初めての「山登り」体験は、自分の足で登った達成感を得ることができ、楽しい一日の思い出になった。自然に触れたことで、モヤモヤしていた気分が癒され、心地よい時間を過ごすことができた。何か心機一転したい時は山登りもいいかも!またチャレンジしたいと思った。境内で引いた「おみくじ」はなんと「大吉」!これは良いことがありそうな予感!


唐澤山神社

〒327-0801 栃木県佐野市富士町1409
0283-24-1138(神社)
http://www.karasawayama.com
↑ハイキングコースが確認できます。




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