GOURMET, SANOMEDIA ラーメンファイル

真摯に一杯と向き合う 奇をてらわない 佐野ラーメン本流の味[青竹打ち RA-MEN くりはら]

ラーメン屋を始めたきっかけを尋ねると「偶然なんです」と、店主の栗原さん。料理関係の仕事に就きたいと夢を抱いていた大学生時代、アルバイト先のスイミングスクールでの出会いが、店主とラーメンを結びつけることになる。

「スクールでラーメン店の社長のお子さんを教えていたんです。その時、声をかけていただいたのが始まりでした。」それは、後の修行先となる国道50号沿いの人気店「共栄ラーメン」の大島社長であった。修行を始め、28歳から8年間同店の店長としてお店の看板を背負い腕に磨きをかけていく。そんなある日のこと「いい機会だからどうだ」と社長に背中を押され「RA-MENくりはら」が誕生する。「子どもにも分かるように平仮名にしました」という屋号には、一児の父親としての優しさが込められている。

佐野市の最東部、県道67号線沿いのみかも山公園西入口手前にある店舗は、アクセスしやすくアウトレットや公園に訪れた際に立ち寄るには絶好のロケーション。お昼の時間を少しずらしてゆっくり食べるのがオススメ。また、お子様ラーメンを注文するとおもちゃがもらえるので、これを楽しみに来店するお客様もいるそうだ。

くりはらのラーメンは、青竹打ちの麺がスープにしっかりと絡む『佐野ラーメン』の本流をゆく一杯。「器の中にある一つひとつに、自分の理想があるんです。その思い描いた姿を、決して諦めずに追い求めます」と。

佐野で生まれ育った店主が作る佐野ラーメン。お店の歴史は始まったばかりだが、この一杯には佐野ラーメンの歴史が込められている感じがした。


RAMEN DATA/くりちゃんらーめん
【 チャーシュー 】
柔らかすぎない絶妙な食感。3時間以上火加減と向き合うという。
【 スープ 】
味はシッカリ、後味スッキリ。
【 麺 】
「いちばんのこだわりは麺」という店主自慢の青竹手打ち麺。


青竹打ち RA-MEN くりはら

栃木県佐野市関川町620
0283-23-7020
11:00~14:30、17:30~21:00
20:30(L.O.)
※麺・スープが終わり次第終了
定休日:木曜日