GOURMET

手打ちの八幡そばと耳うどん。2週間ねかせる“かえし”の丸みとともに、女性的な優しさに包まれるそば処[そば処 美々]

「実は私、もともとはお蕎麦が苦手なんですが…」と大胆発言(笑)をされたのは、店主の小平美幸さん。ご実家は杉木立の八幡神社に抱かれた山紫水明の里・閑馬で製麺業を営んできた。細かく挽いた蕎麦粉で作る七三蕎麦の“八幡そば”は風味と喉越しの良さが特徴。「私でもこの蕎麦だけは食べられるんです」という言葉の通り、素朴な優しさの中に上品さを感じるどちらかというと女性的なお蕎麦だ。

もう一つの注目は店名にもかかげた“美々=耳うどん”。一昨年“むらおこし特産品コンテスト”で全国商工会連合会会長賞受賞のお墨付き。その際、レシピを作成したのが小平さんだった。もちもち食感の耳うどんはもちろん、具材のたっぷり入った深い味わいの温かい汁も絶品。ちなみに耳うどんを白玉のようにアイスに合わせたデザート“美々アイス”や、夜営業時、宴会メニューで登場することもあるという耳うどんをパスタのようにペペロンチーノ仕立てにしたものなど、他では食べられないメニューも目をひく。

店名の“美々”は店主“美幸さん”と一緒にこの店をきりもりする“知美さん”の“美”からも由来しているというが、その字が表す通り、端々に女性的な細やかさと美しさ、そしてときに大胆さも感じられるお母さんのようなそば処の誕生だ。

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▲おすすめの日替わりランチでは、この八幡そば、耳うどん、うどんから一種選び、日替わりのご飯(写真はあさりご飯)と、かきあげ、お惣菜の三点盛がついて1,000円。

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そば処 美々

佐野市田沼町207-1
0283-25-8228
営業時間 11:30〜14:30 ※夜はご予約を承ります
定休日 [昼]火曜日 [夜]月曜日・火曜日

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