COLUMN, GOURMET

桜あんぱん。

手にとり袋をあけ、ぎゅっと詰まった重たいひとつをとりだすと「懐かしい」という言葉。半分に割って、その変わらぬ餡を確かめ、左手のアンパンをゆっくりほうばると「やっぱり美味しい」。右手にのこった桜あんぱんを見つめ、また「懐かしい」とつぶやきほうばる。

佐野の名物とされる栃木県佐野市万町、株式会社ナカダの「ナカダの桜あんぱん」。ぎゅっと中身のつまった手作りあんぱんが五つ、桜の葉と一緒に袋詰めされた優しく懐かしい町のおやつ。塩漬けの桜を真ん中にのせたその名物をほうばると、口の中に酒種の香りと桜の香りがふくよかに広がる。米麹でじっくりと発酵させた生地はしっとり、中に詰まった北海道十勝産小豆の餡は優しい甘さ。

この町に生まれ、今も愛される「ナカダの桜あんぱん」はそろそろ40歳をむかえるという。歳月を重ねても変わらない懐かしの味は、これからも誰かの美味しい想い出をつくっていく。

写真:桜あんぱん1袋(5個入り)600円(税込)


ナカダ本店

栃木県佐野市万町2785
0283-22-0828
9:00〜19:00 土曜定休
http://www.sakura-anpan.com/



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