CULTURE

SANOMEDIA編集長、社会科見学へ行く。Vol.4「佐野ケーブルテレビ」編

街の特別な時間を伝える一日に密着。

 青く澄んだ空に春の風がそよぐこの日、訪れたのは「賀茂別雷神社」。毎日タイムリーな情報をその日に発信する佐野ケーブルテレビの取材スタッフ、島田由依さんの取材に同行。映像という情報発信で街の人々に親しまれる番組制作の現場を見学。情報発信という共通の目的を持つ私たち、佐野メディア取材班にとってはまさに学びの現場。邪魔にならないように、写り込まないようにと今回の社会科見学が始まった。

 この日の取材は賀茂別雷神社の例大祭。準備が始まる中で打ち合わせをする島田さんの姿。事前のヒアリングや打ち合わせは当然。そして、当日にスケジュールの確認をしながらコミュニケーションを取っていく。びっちりと書き込まれた取材ノートとが取材へ向き合う真摯な態度を物語っていた。打ち合わせ後は、撮影をする為に階段を駆け上がりカメラをセッティング。撮影の構図や場所について一緒に同行していただいた前原次長に伺うと「基本的には取材をする本人に任せています。5分間という放送で伝えるべきことを考えて、取材・撮影をする。編集まで本人がしますので、ナレーションを加えた5分間の構成を考えながら撮影することを大切にしています。」撮り直しのきかない流れの中で全てを一人でこなす取材スタッフの大変さを短い時間で知ることが出来た。

 取材・撮影が終わると局へ戻り2階の編集室へ向かう。取材当日の夜には放送がされる内容、私たちの編集作業よりもずっとタイトだ。入室許可をいただいて隣りの撮影スタジオにお邪魔すると、取材スタッフでもある澤田さんがカメラをまわし、キャスターの寺内さんと番組の撮影中。外取材からスタジオ内での収録、一人何役もこなしていくスタッフたちの活躍は時間と一緒に走るかけっこのようだ。普段は見ることのできない編集室には、見慣れない機材たちがズラリと並んでいる。画面に向かい編集作業を進める島田さんの元へ寄ると、すでに作業が手際よく進められている。3時間もの滞在時間で取材・撮影してきた情報をギュッとつまった5分へ。普段から大切にしていることを聞くと「私にとって取材・撮影は毎日の仕事ですが、取材相手にとっては特別な日であり撮影は非日常の時間。しっかりとその情報を伝えること、特別な時間を一緒に楽しみ共有することを大切にしています。」何気なく見ている5分間には、めまぐるしく経過する取材の時間といつもとは違った特別な時間が詰まっているのだ。

 取材をする人を取材した今回の社会科見学の時間。同じ街を取材するという仕事をする仲間の姿はとても凛々しく写り、私たちの取材班にとって大切な時間となった。

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賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)

佐野市多田町1506
0283-62-0641
0283-62-8255
http://tadakamowake.com

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佐野ケーブルテレビ

佐野市大橋町2000-7
0283-21-2121
0283-21-4038
http://www.sctv.jp

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